11月5日-11日 気になるニュース・キュレーション ―食品成分表改訂の情報など

今週もニュースが色々ありました。

今回は4記事をピックアップ。

ぜひチェックしてみてください。

「私も苦しんだから」「ノイローゼのママを救いたいから」でもエビデンスのない怪しい医療・育児情報は蔓延する – 斗比主閲子の姑日記

このTwitterのまとめを読みました。 赤ちゃんのコリック(黄昏泣き)を解消するガス抜きチューブが日本では売られていなかった「原因初めて知った、これは産婦人科で教えるべき」 – Togetterまとめ 「日本でいうところの黄昏泣き、欧米圏でのコリック(colic)は、お腹にガスが溜まっていることが原因。イタリアでは、…
情報源: 「私も苦しんだから」「ノイローゼのママを救いたいから」でもエビデンスのない怪しい医療・育児情報は蔓延する – 斗比主閲子の姑日記

情報は善意で広がることがあるということを教えてくれた記事です。

本人は善意のつもりで、自分が苦しんだから同じ思いをしている人を助けてあげたいという気持ちで間違った情報を発信してしまいました。

本人が善意でしていからといって許されるわけではありませんし、ましてやその逆でもありません。善意である・ないは情報の信頼性には関係ないのです。

情報は、受け取る側がしっかりと情報の信頼性を確かめなければならない時代なのです。

『ココア摂取による便通便臭改善効果』を確認~高齢化社会への取り組み~/森永製菓

【ココアを 2 週間継続して摂取すると、便秘で悩んでいる方の排便回数が増加しました】
1 日ごとの排便回数を記録し、被験食品(ココア 10g)と対照食品について摂取開始前期間の平均値と、摂取後の平均値を比較しました。摂取 2 週間の排便回数の合計は、ココア摂取時で「開始前が 8.4 士 0.6 回、摂取期が 9.3 士 0.7 回」でした。対照食品摂取時では、「開始前が 8.2 士 0.5 回、摂取期が 8.1 土 0.6 回」でした。統計解析の結果、対照食品との食品間比較において、ココア摂取期に排便回数が増加し有意差(P=0.015 )が認められました。(図 1)

情報源: 『ココア摂取による便通便臭改善効果』を確認~高齢化社会への取り組み~/森永製菓 プレスリリース【健康美容EXPO】

森永製菓が、ココアの便通改善効果を紹介した記事です。

ココアには、リグニンという食物繊維が含まれており、それを摂取することで便通改善効果が期待できます。その効果を、臨床試験という形で検証したものが、このプレスリリースに掲載されています。

注目すべきは以下の部分です。

摂取 2 週間の排便回数の合計は、ココア摂取時で「開始前が 8.4 士 0.6 回、摂取期が 9.3 士 0.7 回」でした。

つまり、ココアを摂取することで、排便回数が2週間で約1回増加したのです。そして、この結果について、

統計解析の結果、対照食品との食品間比較において、ココア摂取期に排便回数が増加し有意差(P=0.015 )が認められました。(図 1)

統計学的な有意差が認められたということです。つまり、この差が偶然である可能性が著しく低いということを書いているのです。

こういった書き方には首をかしげたくなってしまいます。

確かに、ココアを摂取することで便通を改善する効果があったのでしょう。しかし、その効果は、排便回数が2週間あたりに約1回増加というあまり大きくないものです。この1回増えただけでといわれてもなー。という感じがします。

もちろん、効果がないわけではないのでしょうが、なんだかなーと感じた次第です。

会員数150万人の食事管理アプリ「あすけん」が「Amazon Alexa」に対応開始|プレスリリース配信サービス【@Press:アットプレス】

株式会社グリーンハウス(所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:田沼 千秋)の子会社である株式会社ウィット(所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:中島 洋、以下 ウィット) は、Amazonが提供するクラウドベースの音声サービス「Amazon Alexa」に対応する「あすけん」の提供を開始します。

情報源:https://www.atpress.ne.jp/news/142361

人気の食事管理アプリ「あすけん」がAmazonが提供するクラウドベースの音声サービス「Amazon Alexa」に対応したという記事です。

音声で食事を登録することができ、またその食事の摂取カロリーや、次に食べる食事はどんなものが良いかのアドバイスも受けることができるとのこと。

すごい未来感ですね。音声による食事登録の精度に関しては、まだまだ難があるかもしれませんが、量を細かく登録できたり、トッピングや具材の中身なども入力することができると、手でスマホなどに打ち込むよりも便利で手軽になるかもしれません。

音声で入力できると、手で入力するよりも圧倒的に楽。続きにくい食事記録が続けやすくなるかもしれませんね。

ふなずし、泡盛など地域19特産品 食品成分表に追加へ

 秋田名物・いぶりがっこや滋賀のふなずし、沖縄の地酒「泡盛」――。身近な食べ物に栄養成分がどれくらい含まれているかを示す日本食品標準成分表の2020年版に、地域の特産品が最大で19品追加される見通しに
情報源: ふなずし、泡盛など地域19特産品 食品成分表に追加へ:朝日新聞デジタル

いままであまり出てこなかった食品成分表の情報です。おそらく今年も年末にこそっと発表されることでしょう。

特産品が19品追加されるとのことです。

今まで特産品を使う場合は、それに似た食品で代替して栄養計算を行うことが常でした。そうなると、やはり若干の誤差が出てしまうのですね。

食事調査などを行う場合は、この誤差が大きく響くこともあります。それが是正されることで、データの精度が上がることが期待できますね。

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