食費を削る前に考えたい!食費と食事の質は関連している

食品・栄養素
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みなさん,こんにちは.
シンノユウキ(shinno1993)です.

「今月は金欠だから食費を切り詰めよう…」。私が大学生であった際はよく聞いた話で,遊ぶお金がないから食費を減らして節約するというのはポピュラーな戦略であったように思います。

しかし,食費を減らすことは,すなわち食事の質を低下させることになるのでは?とするオランダの研究が公表されましたので紹介します:

ざっくりいうと,

  • 食事にかけるコストが高いと食事の質も高かった
  • 食品の価格を下げる事による恩恵は,学歴や民族によって異なるものの,一貫してより多くの利益がもたらされる

となります。

食事にかけるコストが高い人ほど,健康的な食事を示すスコア(DHD15-index:オランダの食事ガイドラインの遵守度)が高い傾向にありました。その効果は,学歴や民族等によって違いましたが,ある程度は一貫した結果が得られています。

食事はFFQで測定され,食費はFFQの荷重平均を構成する食品の販売価格によって収集されています。余談ですが,このように食費を測定するアプローチは面白いですね。

健康的な食事は高価である。
こんなことは私たちにとっては常識のようですが,それでもお金がない際は,真っ先に食費が削られてしまう印象です。食事を貧相なものにしても,健康への影響がすぐに現れないからでしょうか。安くて美味しい(でも健康に悪い)食品が簡単に手に入るからでしょうか。

しかし,それによって食事の質が低下し,健康を害してしまっては元も子もありません。

介入等により健康的な食料品の価格を低下させることでそれが手に取られやすくなることは確認されています(参考)。なので,健康的な食品が安価に販売されるような対策は必要ですが,同時に自衛のために食事の優先度を向上させる意識も必要となりそうです。

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