【レースレポート】第3回会津やないづ赤べこマラソン(12時間走の部)

みなさん,こんにちは。
シンノユウキ(shinno1993)です。

福島県柳津町で2025年10月12日(日)に開催された「第3回会津やないづ赤べこマラソン」の12時間走の部に参加しました。結果は102.375kmでした。

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レース概要

  • 1周525mのコースの周回。
  • すべてロードのコースですが,一部に落ち葉や泥が落ちていました。雨が降ったこともあり,走行後の靴は泥まみれになりました。
  • 手元のGPS時計で1周5mの獲得標高になりました。時間走の中では起伏に富んだコースです。1回の急登と2回のゆるやかな坂道があります。
  • コースアウトすることなくゼネラルエイドにアクセスでき,そのすぐ脇に個人荷物が置けます(最高!)。例えば神宮外苑なんかでは,ゼネラルエイドがやや内側,個人荷物は選手のレベルによってかなり内側に入る必要があり,ロスが大きいです。
  • 2カ所あるトイレのうち,1つはほぼコース上にあり,ロスが最小限です。トイレ回数が多い私はとても助かりました。
赤線が走行コース

良かった点と悪かった点

  • 登り坂の歩行:一箇所,急な登り坂があったため,そこは全て歩きました。50kmを過ぎてからは,急な登りだけでなく,その前後も歩くようにしました。そうすると,3分走って1分歩くというペースが1周のサイクルとなりました。​
  • 補給​:当初は30分ごとにジェルか固形物,水分は水のみで補給していましたが,2時間が経過した頃から,ジェルを摂るとすぐにトイレに駆け込む状態になってしまいました。これではうまくいかないと感じ,5時間以降は飲みたい時やお腹が空いたタイミングで水分のみ(午後の紅茶ミルクティー,カルピス,コーラ)を補給するように切り替えました。この方法が功を奏し,胃腸の状態を気にせずに走れるようになりました。計画的にお腹が空いていない状態でもジェルを詰め込んだのが良くなかったのかもしれません。次回は計画を立てるというよりは,空腹感に応じて補給するように試そうと思います。​
  • ウェアリング​:モンベルのウイックロンクール半袖ミズノのマルチポケットパンツに,インジンジのウールソックスを着用しました。雨が降って風が冷たく感じた時は,ユニクロのポケッタブルパーカーを羽織りました(非防水)。この組み合わせで特にトラブルもなく,うまくいきました。特にインジンジのウールソックスは,途中の雨の影響も受けず,肉刺もできなかったので,信頼できる靴下だと感じています。
  • ケイデンス:​大腿四頭筋や膝への負担は,これまでのウルトラマラソンよりも小さく感じました。走っている最中,Garminメトロノーム機能を適宜使い,ケイデンス(ピッチ)が178になるように意識しました。これが良かったのかもしれません。
  • ​足のトラブル対策
    • 途中で雨が降ったにもかかわらず,足に肉刺ができるトラブルはありませんでした。前回の神宮外苑でも使用した,信頼できる靴下のおかげです。​
    • 肉刺ができそうな箇所には,あらかじめ足裏にハイドロコロイドを貼っておきました。これは効果がありましたが,靴下に破片がくっついてしまうのが難点です。
  • ​小指の痛み​:レース中に初めて足の指が痛くなりました。走っている時,ふと足の指を動かしてみると右足の小指に,爪が裏返ったか剥がれたかのような激痛が走りました。そのまま行こうかとも思いましたが,一度止まって靴下を脱いで処置を試みました。確認したところ,爪に異常はなく,小指に触ると痛みがありました。おそらく,下りで指がシューズにあたって痛くなったのだと思います。絆創膏を巻いてみましたが逆に悪化してしまった(より“あたる”ようになった)ため,できるだけ指がシューズに触れないよう気をつけて走りました。シューズのサイズの問題かもしれませんが,サイズを下げたりシューズ自体を変えたりすると他の問題が出そうな気がするので,今後も変更せず様子を見ようと思います。

アクセス

  • 新宿から高速バス→会津若松駅から只見線→会津柳津駅から運営委員会の方に送迎いただく。帰りも同じルート。
  • 公式サイトではなく,小谷修平さんのオンラインショップからエントリー。24時間走の世界選手権への寄付になるもの。
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