【完成】Excelで栄養計算ソフトを作成してみた!【成分表2020年版対応】

Excel×栄養計算ソフト

みなさん,こんにちは。
シンノユウキ(shinno1993)です。

今回は,「Excelで栄養計算ソフトを自作しよう」の第8回で,

こちらの記事の続きです。

この連載は今回で最終回です。

若干の形式を整えて,運用面で不便がないように調整していきます。
今回作成した栄養計算ソフトのダウンロードも可能ですので,ぜひご利用ください。

では,行きましょう!

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前回のおさらい

まずは前回のおさらいからです。

前回は主に下記を行いました:

  • 入力規則」を使用した食事区分の入力
  • SUMIF関数」を使用した食事区分ごとの合計

上記の通り,前回までで栄養計算ソフトの機能は実装できたといってもいいでしょう。
今回は,実際に栄養計算ソフトを運用していく上で,必要な微調整を行っていきます。

形式を整えよう

実際に栄養計算を行っていくため,体裁の部分で微調整を加えていきます。
下記の2つを行っていきましょう:

  1. 不要な項目を削除する
  2. わかりやすいように線を引く
  3. フォントを変更する

①不要な項目を削除しよう

まずは栄養計算を行う上で不要となる項目を削除していきます。具体的には,下記の2つです:

  • 索引番号の列
  • 備考の列

食品成分表の”なごり”でそのまま残っていた項目です。栄養計算では不要ですので,削除しちゃいましょう。

②線を引いていこう

現在の栄養計算シートは罫線が引かれておらず,見にくくなっています。わかりやすくするため,線を引いていきましょう。

これは個人の好みで好きなように引いてみてください。個人的に横線は,一番細い線が好きです。縦線は通常の線。

また,栄養素項目名の下の線や,合計の上の線などは,二重線で引くのもいいかもしれません。

筆者
筆者

この辺は好みの問題です。個々人が見やすい・使いやすいように調整してくださいい!

③フォントを変更しよう

栄養計算ソフトではフォントも大事です
見て分かるように,ほとんどが文字や数字で埋められますからね。

個人的なオススメは「BIZ UDP ゴシック」です。とっても見やすいフォントです。基本的には好みでOKですが,ディスプレイ上で見られることが多いと思いますので,ゴシック体が見やすくてオススメです。

反対に「MSP 明朝」などの明朝体はやめておいた方が良いでしょう。見にくいです。まぁこの辺りも好みですので,明朝体が絶対に不可!というわけではありませんので,ご自由にどうぞ。

「Meiryo UI」,「BIZ UDP ゴシック」などのゴシック体

「MSP 明朝」,「BIZ UDP 明朝」などの明朝体

運用の方法について

以上で,一応栄養計算ソフトは完成しました。
ここからは,実際に使用していくにあたって,どのように運用していけば良いのかを説明していきます。

使う前にシートかブックをコピーしよう

実際に使用する際は,作成した「栄養計算シート」をそのまま使うのではなく,シートやブック自体なりをコピーして使うようにしましょう。これには以下のようなメリットがあります:

  • 誤って計算式を壊してしまった際にも対応できる
  • 使うシーンに応じてシートをカスタマイズできる

栄養計算シートには,多くの計算式が埋め込まれています。それらの計算式を意図せず壊してしまう場合もあるかもしれません。計算式が入力されたセルを保護することも可能ですが,そうするとカスタマイズ性が若干下がってしまったり,コピペは問題なくできてしまうという問題もあります。ですので,壊れてしまった際にすぐにマスタデータから普及できるようにコピペして利用されることをオススメします。

また,シートをカスタマイズ(たとえば印刷のために体裁を変える)際にも,マスタデータが存在していれば,それをコピーすることで思う存分改変することができます。

食品を検索するには?

実際に使用する際には,食品番号・調理前重量・食事区分を入力していくことになります。しかし,食品番号は覚えるようなものでもなく,実際には食品名を検索し,その食品番号を入力することになります。

しかし,今回作成した栄養計算ソフトでは食品を検索することができません。そのため,以下のように使用することになります:

  • 食品成分表を見て,食品番号を確認し,入力する
  • 「本表」シートを検索し,ヒットした食品の食品番号を確認し,入力する

Excelの関数だけを使って栄養計算ソフトを作成するには,このあたりが限界ですね。かなりアナログな運用法になってしまいます。

今後について

今後はExcelVBAを活用し,もっと便利に栄養計算を行えるように機能を追加していきたいと考えています。

管理栄養士のためのVBA入門はこちらから:

VBA・ユーザーフォームを使用して機能を追加していく連載はこちらから(2020年版未対応)

まとめ

これで,全8回に渡って行ってきた,「Excelで栄養計算ソフトを自作しよう!」も終了です。機能的には十分ではありませんが,栄養計算を行うだけであればほぼ問題なく利用できるのではないでしょうか。

最後に,今回作成したExcelファイルをダウンロードできるようにしました(配布にあたり,シートの保護等の微調整を行っています)。答え合わせに活用するもよし,そのまま栄養計算ソフトとして利用するもよし。ぜひご活用ください。

栄養計算ソフト 自作.xlsx

連載目次

  1. Excelで栄養計算ソフトを自作しよう!【成分表2020年版対応】
  2. 栄養計算ソフトのための食品成分表をExcelで作成しよう!【成分表2020年版対応】
  3. VLOOKUP関数で食品成分表から食品名を検索しよう!【成分表2020年版対応】
  4. Excelで食品成分表から食品のエネルギーを算出してみよう!【成分表2020年版対応】
  5. Excelで食品成分表から色々な栄養素の成分値を算出してみよう!【成分表2020年版対応】
  6. SUM関数で算出した栄養素を合計してみよう!【成分表2020年版対応】
  7. SUMIF関数で食事区分ごとに栄養素を合計しよう!【成分表2020年版対応】
  8. 【完成】Excelで栄養計算ソフトを作成してみた!【成分表2020年版対応】現在のページ
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