食品表示検定 中級まとめ(勉強法・難易度・過去問について)

みなさん,こんにちは。
シンノユウキ(shinno1993)です。

今回は「食品表示検定 中級」について解説します。

スーパーなどで販売されている食品には,原材料や産地などの食品表示がなされています。これは,消費者が食品を選択する際の貴重な情報源となるものです。

その食品表示に関する資格・検定が「食品表示検定」です。今回は食品表示検定の中でも特に中級に焦点をあて,概要・難易度・オススメの勉強法,また気になる過去問の入手方法について紹介していきます。

では行きましょう!

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食品表示検定とは?

私たちの身近なものとして存在している食品表示ですが,その表示には厳格なルールが存在します。その大部は食品表示法という法律によって定められていますが,それ自体も日々改正されており,知識なく適切な表示を行うことは容易ではありません。

そこで,食品の表示に関する学習の機会として「食品表示検定」があります。食品表示検定は検定の内容によって初級・中級・上級に分かれており,一般の消費者から食品表示のプロフェッショナルまで様々なレベルの方が学習することができます。

以下に食品表示検定の初級~上級の対象者についてまとめてみました:

食品表示検定 初級~上級の対象者
  • 初級:食品表示の基本を知りたい消費者
  • 中級:食品業界の現場で働く方
  • 上級:食品表示のエキスパート

もし仕事に役立てたい場合で,初めての受験なら中級がオススメです。初級だとやや知識不足感があり,上級は中級合格者のみ受験可能・難易度高めとなっているからです。

難易度

以下に初級~上級までの難易度についてまとめました(参考)。

合格率出題範囲
 初級 63.1%(1,967人)初級テキスト
 中級48.6%(2,306人)中級テキスト
 上級12.1%(85人)中級テキスト+
その他法令・ガイドライン等

初級は半数以上の63.1%の方が合格しています。中級に関しては約半数の48.6%。上級に関しては,中級合格者しか受験できないにも関わらず,合格率がわずか12.1%と,かなり難易度が高いことが理解できます。

なお,試験の問題例は,食品表示検定のHPで公開されているので,受験する際の参考にされると良いでしょう:

オススメの勉強法

食品表示検定の中級を受験する場合のオススメの勉強法についてまとめています。公式テキストをざっと読む→対策セミナーに参加する→過去問を解くといった流れになります。

食品表示検定 中級のオススメ勉強法
  • ステップ①
    公式テキストをざっと読む

    食品表示検定では,検定で出題される内容は公式テキストにてほぼ網羅されています。まずはこのテキストを購入し,ざっと読んでおきましょう。

  • ステップ②
    検定対策セミナーに参加する

    対策セミナーには参加しましょう。丸1日かけて公式テキストの重要点を解説してくれます。加えて,セミナー中に行われる練習問題にて理解度の確認もできます。さらに,過去1回分の過去問題も入手できます。合格を目指す方は参加は必須と言えるでしょう。

  • ステップ③
    過去問を解く

    ステップ②で過去問題が入手できたら,それを解いていきます。答えは付属しているものの,解説は付属していません。自分で解説を作成するつもりで勉強を進めていきましょう。

    勉強の中では,もっとも時間を割くべきステップかもしれません。学習効率を高めるためには,インプット(テキストを読んだり,セミナーに参加する)だけでは不十分です。インプットに加えて,過去問題を解くなどしてアウトプットを行う必要があります。

過去問の入手方法

食品表示検定では過去問題は公開されていません(基本的には)。ですので,入手しようとすると以下のような方法となります:

過去問題の入手方法

  1. 検定対策セミナーに参加する
  2. 過去に受験した人からもらう
  3. メルカリ等で買う

このうち,「1.検定対策セミナーに参加する」が最もオススメです
(といいますか,他の2つは法律的にグレーかブラックのような気がします。)

過去問題といえど,過去1回分があれば対策には十分ですので,検定対策セミナーさえ受講していれば,過去に受験した人からもらったり,メルカリ等で購入する必要は,そもそも全くありません。

先に書いた内容と重複しますが,検定対策セミナーは試験の重要ポイントが解説されたり,過去問題がもらえたりなど,受講するメリットが盛りだくさんです。合格を目指すなら検定対策セミナーの受講は必須です!

最後に

今回は食品表示検定 中級についてまとめてみました。

私の場合,仕事ではまったく活かすことができない完全な趣味受験ではありましたが,受験することで食品表示に関する知識を蓄えることはできたと思います。

本記事が中級合格を目指す方の一助になれば幸いです。

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