管理栄養士が食品表示検定(中級)に合格するためにやったこと【勉強方法と必要な時間】

みなさん,こんにちは。
シンノユウキ(shinno1993)です。

先日,食品表示検定の中級を受験し,合格しました。食品表示検定の詳細については他に譲るとして,ここでは管理栄養士資格を持つ私が,食品表示検定の中級に合格するために行った勉強方法と,それにかかった時間について紹介したいと思います。

食品表示検定の合格証(中級)

管理栄養士の場合,学校での授業や国家試験対策等により得た知識が活用できます。特に,「食べ物と健康」分野の食品表示・食品衛生に関する箇所については,勉強した内容をそのまま活かすことができます。したがって,食品表示検定を受験する場合,管理栄養士は有利だと思います。

なお,私は個人での趣味受験です。なので会社からのサポート等はありません。会社で勉強会が開催される・過去問題の入手が容易である等であれば,下記で紹介する勉強方法よりも効率的に勉強できるかと思います。

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①テキストをざっと読む(5時間程度)

まずは公式のテキストをざっと読んでいきます。公式のテキストは以下です:

こちらには,食品表示に関する内容がコンパクトにまとまっています。勉強するには非常に便利です。ただし,そのコンパクトさゆえ,実務で活用する際にはやや難があるのかなと感じることもありました。

テキストを読んでいく場合,初めて読む分には,どこが重要な箇所かはイマイチわからないかと思います。ですのでざっとで良いので読んでいきます。

ただし,これ以降の段階でテキストをじっくりと読むことがあるのは,過去問等でわからない箇所を調べる時くらいです。ですので,自分の興味のある箇所についてはしっかりと読み込むことをオススメします。試験対策以外でテキストを読むこともあるでしょうが,初めて読む時はそのインパクトのおかげで頭に入りやすい気がしますので,「ここが好き」とか「特に業務に関係する」という箇所はこの段階でしっかりと読み込まれると良いでしょう。

②検定対策セミナーに参加する(7時間程度)

食品表示検定の初級および中級では公式の検定対策セミナーが開催されます。試験合格を目指す場合はもちろん,趣味として勉強するという方でも,この対策セミナーには参加した方がよいと思います。理由は以下の2つです:

対策セミナーに参加するメリット
  • 重要ポイント等が解説される
  • 過去問題を入手できる

1人で勉強する場合,テキストのどこが重要なのか理解しづらいですよね。対策セミナーでは,重要な点や理解しづらい箇所について丁寧な解説が行われます。

また,食品表示検定の過去問題は一般には公開されていないですが,その過去問題も過去1回分入手することができます。知識の定着には,問題を解く等によるアウトプットが欠かせません。それに必要な過去問題の入手が可能となります。

③過去問を解く(5時間程度)

過去問題が入手できたら,それを解いていきましょう。勉強の基本はやはりアウトプット。アウトプットにより,勉強した内容が身についていきます。

過去問題には正答は付属していますが,それに関する解説はありません。先にあげたテキストを参照しながら,進めていきましょう。

過去問題も1回解いて終わりではなく,何回も繰り返し解くようにしてください。問題も,選択形式で100問程度です。解説さえ補うことができていれば,1時間もあれば1周できます。

試験の合格を目指すならば,この段階は非常に重要になりますので,集中してやりきるようにしましょう。

④試験前の総復習(2時間程度)

最後は試験前の総復習です。試験は多くの場合午後からだと思いますので,その前の時間を利用してざっと総復習しておきます。これに2時間程度は使うようにしましょう。

私の場合,試験会場近くのカフェでこれを行いました。周りを見渡しても,同じテキストを読んでいる方が多くいらっしゃったことを記憶しています。

まとめ:管理栄養士の食品表示検定受験について

今回は管理栄養士が食品表示検定の中級に合格するにあたっての勉強方法と勉強時間について紹介しました。

勉強にかかった時間をザックリと合計すると20時間程度となります。食品表示検定の中級合格者の半数以上が30時間以上の勉強時間を費やしたと回答していることから,それと比べるとやや短めの勉強時間で間に合っていると言えるでしょう。

実際に勉強してみても,栄養成分表示はもちろん,食品の安全性やアレルギー,特定保健用食品の部分など,管理栄養士の勉強の際と同様の内容が含まれています。つまり,管理栄養士だと,食品表示検定は有利!ということになると思います。興味のある方は,是非受験を検討してみてください。

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